度のないメガネで違和感が出るワケ。
一般的には、度なしの伊達メガネやサングラスは度がついていないから見やすさ見づらさには影響がないと思われています。ところがどっこいそうは問屋がおろしません。光が通るものは度がついていなくても、その光はわずかに曲がります。屈折してしまうのです。
ポイントは光の曲がり。
その証拠がこれ。何の度もついていない透明な水ですww 箸を入れると真っ直ぐには見えず、ちょっと上ずって見えますね。これは水が持つ屈折で箸が曲がって見えているわけです。もちろん度のついていないメガネはサングラスもわずかに光は屈折しています。
そんな伊達メガネを掛けて、光の曲がりが起こると眼のほうは困ります。右と左のレンズで曲がってズレた光（像）をひとつに一致させようと眼と脳みそが頑張るのです。これが「度のないメガネなのに眼が疲れる」原因の一つなのです。
度なしでも光を曲げないように作る。
出来合いの伊達メガネやサングラスなどはそこまで考えて作られていませんが、私ども眼鏡店でイチから作る度なしメガネやサングラスはそのズレを最小限にとどめるように作ります。度なしでも度付きでもここが出来合いと最も違うところです。（花）
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