【↑動画もご覧ください↑】
大型・二種などの免許の更新や取得で、この深視力検査に手を焼く人も少なくありません。
この深視力は一般的な視力検査で「1.5だ、2.0だ」ということと少々違う類いの視力です。
これは「ものを立体的に見る感覚」というようなことなのですね。
この立体感・奥行き感というものは子供のうちに獲得する視機能といわれています。
7歳くらいまでに獲得するものだそうです。
その年齢を過ぎると獲得するのは難しくなっていきます。
さて『子供のころにその奥行き感覚を獲得できていたとして』なぜ深視力検査に受からないのか?
それにはいくつかの原因が考えられます。
1.「測定の概要を理解せず受検するため、慌ててしまってうまくできない」
これは動画を参考にしていただきたいところ。
まず三本の黒い棒のうち、真ん中の棒だけが動くということ。左右の二本は固定。
その棒がゆっくり前後に動くので、真ん中で三本が横一列に揃ったところでボタンを押す。
この要領をきちんと理解してから臨んでください。
普段からこのような検査を受ける機会などありませんから、ぶっつけ本番で行くより動画などで要領を把握してから受検するほうがいいに決まってます。
案外、これだけでかなり受かりやすくなるような気がします。
ところが、そもそも「三本が揃う」というのが見ていても分からない!という方もおられるでしょう。
そんな方は次へ。
2.「視力が充分ではない」
視力がある程度充分にない状態だと深視力も下がってしまします。
遠視や近視、乱視などで視力が不良だと奥行き感も出てこないわけですね。
多くの場合、視力は徐々に下がりますのでその低下に気が付かない方もたくさんおられます。
また、免許更新で深視力検査の前に行われる一般的な視力検査。(ランドルト環を見る検査)
これでOKだったからといって、深視力が充分に出るお墨付きになるわけではありません。
ランドルト環の切れ目を言い当てることができたにすぎませんから。
他の方の動画などでは「真ん中の棒と左右の棒は、ぼやけ方や太さが違って見えるのでそれで判断する」というものがありました。
これも間違いではないですが、真ん中の棒と左右の棒のわずかなぼやけや太さの違いを見分けられるだけの充分な視力が必要なのです。
でもこの場合、メガネやコンタクトレンズで補正すれば深視力もよく出ることが多いものです。
3.「片眼の視力が充分ではない」
このケースも結構多いですね。
普段の生活では良いほうの眼が補っているので、気づかずにいることが多々あります。
左右の視力がほぼ同等によく見えているという「基礎」もしくは「土台」があって、その上に深視力が成り立っているとお考えいたただくといいでしょう。
それぞれの眼が同等にはっきり見えているという土台がなければ、よい深視力も出ないのです。
これもメガネなどで対処可能です。
4.「隠れ斜視(斜位)があり、それが悪影響を及ぼしている」
これは一般の方が判断するのは難しいところです。
左右の視線が目標物にきれいに向かわないため、奥行き感が阻害されているパターンがこれです。
視力は左右とも同等に充分なのに、深視力となると途端に分からなくなるというケースですね。
最近のスマートホンなどを凝視することで起こる「スマホ斜視」のような状態になっていると、やはり深視力に影響します。
これはメガネか視機能訓練などで対処します。
上記の1~4のようなことが複合していることもあるので油断できませんが、(1番目はいいとして)対処の順序としては「両眼の視力を充分に補正して、良い深視力のための土台を作る」。
これだけでもともと自分にある深視力がちゃんと出て、検査をパスする人もたくさんいます。
もうひとつは斜位が邪魔しているケース。
これはメガネか視機能訓練で対応しますが、それぞれ専門の眼鏡店や眼科医院にご相談ください。
もちろんメガネなら当店へ( ̄▽ ̄)
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